【参考】実業印刷(株)向け印刷用PDF作成の手引き

裁ち落とし・フォントの埋め込み・画像の解像度・オーバープリントに注意

裁ち落としが必要な場合には、裁ち落としの分のデータがあるかどうか、フォントの埋め込みが完全に行われているか、画像の解像度が300dpi程度であるか 、不必要なオーバープリントが無いかという点をご注意ください。

オーバープリントはAcrobatにて「オーバープリントプレビュー」またはAcrobatのプリントアウトにて、文字が消える、重なった画像が変色するなどをご確認下さい。

PDFを作成したら必ずフォントの確認を行い、また必ずプリントアウトでご確認下さい。画面上だけの確認では画像が粗いなどの問題がわかりません。

フォントを埋め込んでいない場合、データ処理にてエラーが発生し、オフセット印刷が行えませんので、基本的に受付できません。

簡易版フォントの確認および画像の解像度の確認

PDFファイルをAcrobatで開いて、「表示」→「全体表示」にします。この状態で一旦全てのページを表示させてみてください(左右矢印キーでページ切り替えができます)。

「フォント」→「文書情報」→「フォント」を選択します。

フォント情報が表示されたら、「全フォントを表示」をクリックします。

ここで「使用フォント」の項目を見て全てのフォントが「埋め込み サブセット」になっていれば全てのフォントが埋め込まれています。全てアウトラインの場合は「なし」になります。

画像の解像度は簡易的な手法ですが表示サイズを「400%」にしてきれいに見えれば問題ないレベルであると思われます。これは画面の解像度が72dpiもしくは96dpiであることから、400%にすると288dpiもしくは384dpi程度で表示されることによるものです。

画像の色味に関してはは申し訳ありませんが簡単に確認する方法はありません。PDF作成前に十分にご確認下さい。

RGBデータは当社にてCMYKに自動変換します

RGBで入稿された場合、当社にて自動的にCMYKに変換します。

ただし、バーコードなどの黒1色でないと問題が起こるようなドキュメントはRGB入稿しないでください。印刷物のバーコード読み取りの保証をいたしかねます。

この自動変換は当社の通常のWindows版Officeのデータ入稿のCMYK変換と異なる場合がありますのでその点をご了承下さい。

PDF作成にはPDF Writerを使用しないでください

PDF Writerを使用した場合には色味が変更されます。これは元データがCMYKでもPDFに変換する際に 一旦RGBデータになるためです。また、フォント埋め込みにも問題がありますので、PDF WriterによるPDF作成は行わないようにお願いいたします。

PDFの作成には、様々な方法があります

Acrobatというソフトウェアが発売されていますので、そちらを使用してPDFを作成することが可能です。

Photoshop・Illustratorで作成できるPDFも出力が可能です(フォントの埋め込みがされていれば印刷が可能です)。

CS以前の古いIllustratorでは、和文フォントの埋め込みが基本的にできませんのでフォントをアウトライン化してください。

InDesignで作成できるPDFも出力が可能です(フォントの埋め込みがされていれば出力が可能です)。

その他フリーソフトで、印刷品質にてPDF出力が可能なソフトもございます。

Photoshop PDFについて

Photoshop PDFでの入稿も可能です。

Photoshop6以降の場合、フォントの埋め込みをするか、レイヤーの統合をして全て画像化するか、どちらかを必ず行ってください。

データは300dpi~600dpiで作成してください。(600dpiまでの高い解像度を指定しているのは、300dpi程度では小さな文字などが読めなくなることが考えられるためです)

トンボは必要ありません。ただし、裁ち落としがない場合は仕上がりサイズ丁度で構いませんが、裁ち落としが必要な場合は仕上がりサイズ+上下左右3mmずつドキュメントを大きくしたものが必要になります。

(例:A4サイズの場合は216×303mmで作成してください)