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JITSUGYOの働き方JITSUGYO
STORY
STORY#06
Uターンをして、自分の武器は傾聴力だと気付いた。
得意を活かして、お客様とじっくり話し合い課題解決へと導く
細フレームの眼鏡から覗く目はとても優しく、物腰が柔らかい口調でインタビューに応えて下さったのは、昨年入社した林日向さん。お名前の通り、日だまりの様な温かい雰囲気で質問にも丁寧に応えて下さる方です。
林 日向
奈良県出身。大学で文学部美学芸術学科を卒業後、医薬品関係の営業職を担当。その後『株式会社 JITSUGYO』へ入社。人と対話する事が何よりも好きで、相手の言葉に傾けて言葉を選ぶ事が得意。
慣れない他県での一人暮らしは楽しさもあり、大変さもあった
大学を卒業後、就職の為生まれ育った奈良県から徳島県へ移住。当時の心境を伺いました。
林:生まれてから、ずっと奈良県に住んでいたので他県での一人暮らしは楽しい部分もあれば、困った事もありました。中でも、交通に関してはどこへ行くにも車は必須でした。そして、四国特有だと思いますが、島が多く橋で渋滞する事も多かったので、朝の通勤に慣れるまでが大変でしたね。Uターンした際、改めて奈良の交通の便利さを感じましたね。
林:前職は、医薬品に携わる営業職を担当していました。自社で新薬が開発されたら、医師の先生を訪問して新薬の説明を行っていました。先生方はとても忙しく5分頂けたら良い方でした。まず始めに自分を認知して頂く事から始まり、次に本題である新薬について話すので、とてもじゃないですが5分では足りませんでした。ですが、新薬に興味を持って下さった先生が話を返して下さった時は嬉しかったですね。
命と向き合う医師は休憩時間もあまり無く、常に神経を尖らせて仕事と向き合っている為、中々心を開いて話して下さる事は難しかった。と伺いました。
ですが、患者としてでは無くて、普段の医師の先生方が何を考え、どの様な姿勢で患者さんと向かい合っているのか、先生の本心を伺えた時は営業としての達成感を感じていたそうです。
また、5分という短い時間の中でも沢山の刺激を貰っていたので、とても濃い時間を徳島県で過ごしていたそうです。その後、2年間勤めた前職を離れるタイミングで奈良県へUターンをしてJITSUGYOへと入社をしました。その経緯は何だったのでしょうか?
やはり地元の奈良県で働きたい
自分のゆかりある所と仕事をしたい
林:徳島県で働く内に、やはり地元の奈良県で働きたい。という気持ちがウズウズと芽生えてきました。そして就活を始めた時に、たまたまJITSUGYOのwebサイトへと行き着き実績ページに掲載されている『奈良教育大学』のwebサイトを作っているのを発見して、そこから会社に興味が湧いてきて応募をしました。実は、幼稚園~中学校まで奈良教育大学の付属に通っていまして、自分のゆかりある所と仕事をしたいという思いがありました。
もともと、ご自分で絵や文章を書く事が好きで大学でも芸術科を専攻されていたので、紙に対する思いが大きく、現在は印刷がメインの営業を担当しているそうですね。詳しい仕事内容を伺いました。
林:印刷の営業をしているとデジタル関連(webサイト・動画等)の話題も出てくるので、印刷とデジタル両方の良さを知った上でお客様へ最善の提案をさせていただきます。その後、契約後から納品までの一連の作業も自らが担当する為、入社前まで想像していなかった仕事を覚えるのに苦戦しました。前職は、新薬ができたら先生の元へ話に行く。というワンパターンでしたが、今はお客様への提案から納品までの裁量権があり、自ら考えて行動をする為、一つではない正解をお客様と一緒に考えることで自分が成長している感じがあります。
大学時代で培った『人を育てる力』『傾聴力』は最大の武器
小口:社長から、今後入ってくる新入社員の教育係を任命されたと伺いました。
その背景には、大学時代に少林寺拳法部に所属されていて、50人の部員をまとめる主将を担っていた経験から『人を育てる力』『傾聴力』を林さんは持っていると社長は判断されたそうですね。主将を務めるにあたり、心掛けたていた事とは何だったのでしょうか?
林:まず“しっかりと相手の話を最後まで聞く”を常に心掛けていました。そして、その話に対して先入観を持たずに相手の考えている事・思っている事は受け止めよう。という事は意識していました。
人間誰しも自分のフィルターを通じて、話したり聞いたりするので、林さんが話してくれた内容は簡単そうだけど、なかなか難しい事です。きっとその時に培った経験が今、営業職で発揮されているのだと感じました。
新入社員が入ったら、心身ともにサポートをします!
小口:JITSUGYOでは新入社員の方が入社した際、最短で独り立ちできる様に細かな動画付きのマニュアルが用意されていて、まずはマニュアルに沿って仕事を行いますが、マニュアルに載っていない不明な部分は、各担当者がしっかりと応えられる様な体制を取られています。それでも、心細い部分は教育係である林さんがフォローをして下さると伺いました。林さんが新入社員に対してのフォローとは?
林:新入社員に対して、まず印刷するにあたり、紙の枚数・製本の加工方法・加工をするにあたりシステムに入力する作業などの基礎を教えてあげたいです。自分が異業種からの転職なので、素人の人が入ってきた時に躓かないように、同じ目線で理解して教えてあげられると思います。もしも、新入社員の方が躓いてしまった時は、何に躓いているのかをしっかりと感じ取って、そこを教えてあげられたらと思っています。
自ら経験した事をしっかり引き継ぎ、次へと繋げていく姿勢は理想の上司と言えるでしょう。
(取材後記)
JITSUGYOに入社した際は、林さんが上手に仕事の指導をなさっている姿が想像できます。 林さんだけではなく、他の社員も聞いた事には応えてくれる方々なので、仕事の仕方が分からない。次に何をしたら良いのか分からない。等で困る事は決してありません。必要なのは『チャレンジしてみよう!』と思う気持ちです。奈良や日本を活性化させたいと思っている方、ぜひ一緒にJITSUGYOから日本を元気にしましょう!
株式会社JITSUGYOでは一緒に働く仲間を募集しています
この記事を書いた人
小口美佳
フリーランス『ライター』『広報』。PR会社の広報・ファッションプレスの経験を経て、出版社のライターとして活動を開始。“愛情を持って仕事をする”をモットーに届けたい人に文字と言葉を届けます。